東日本大震災関連

『東日本大震災の記録・体験記「絆」』について

平成23年3月11日14時46分,三陸沖を震源とする我が国の観測史上最大となる,マグニチュード9.0(最大震度7)の地震が発生しました。

地震は想像を絶するような津波を引き起こし,地域社会・経済が危機的な状況に陥る,まさに未曾有の大災害となりました。

この東日本大震災で,当協会及び会員事業所は,全国の多くの皆さまから車両や救援物資,義援金等をはじめ様々なかたちでご支援をいただきながら,被災地における緊急対応や復旧にあたりました。

『東日本大震災の記録・体験記「絆」』は,震災に立ち向かった我々の経験や教訓を記録し,風化させることなく伝えていくことを目的に,またご支援をいただいた多くの皆さまへの感謝の気持ちを込めて,平成25年に取りまとめたものです。

関係団体や関係者をはじめとする多くの皆さまの,今後の大規模災害などに対する備えの一助となれば幸いです。

『東日本大震災の被災地復旧支援事業の記録「絆」』について

東日本大震災発生後,一般社団法人東京環境保全協会,一般社団法人北海道環境保全協会,公益社団法人山形県水質保全協会の各団体青年部の皆さまから,被災地における災害復旧支援事業としてボランティア活動を行いたいとのお話しがありました。

これに当協会も加わり合同で準備を進め,平成23年9月に石巻市大原浜地区で震災がれきの撤去などを行い「災害復旧支援ボランティア活動」が始まりました。

この活動は,翌年以降も石巻市大原浜地区や塩釜市野々島地区において,草刈りやビニールハウス内の片付け,神社境内の枝払い,校庭の雑草取りなど,新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年までかたちを変えながら継続して行われました。

この『東日本大震災の被災地復旧支援事業の記録「絆」』は,震災から5年を迎えた平成28年,記憶や経験を風化させることなく,教訓をしっかりと発信していくために,それまでの活動の記録を4団体で取りまとめたものです。